サルーミ(salumi)って何のことだかわかりますか?
塩を使って加工した、ハムやソーセージなどの食肉加工品のことをイタリアではサルーミ(salumi)と呼びます。
サルーミ(salumi)の多くは豚肉の加工品で、各地に古い伝統をもった製品としてイタリアの食文化に強く根付いています。
そこで、今回はイタリアの代表的なサルーミ(salumi)を14種類紹介していきたいと思います。
スペック speck

豚もも肉を塩に浸けた後、燻製にして熟成させたもの。
クラテッロ・ディ・ジベッロ culatello di Zibello

豚のももの後ろ側の肉を塩漬けにし、10か月以上熟成させたもの。
コッパ coppa

豚の首の後部から頭にかけての肉に塩をすり込み数か月熟成させたもの。
パンチェッタ pancetta

豚バラ肉を塩漬けにし熟成させたもの。
ラルド lardo

豚の背油を塩漬けにし熟成したもの。
グアンチャーレ guanciale

豚の頬肉を塩漬けにし、乾燥して熟成させたもの。
サルシッチャ・ディ・カラーブリア salciccia di Calabria

豚の赤身の挽肉と背油に唐辛子などを加えソーセージにしたもの。
カッチャトーレ cacciatore

豚の赤身の挽肉と脂身をソーセージにしたもの。
モルタデッラ mortadella

豚肉をペースト状にし、脂身を加えソーセージにしたもの。
コテキーノ cotechino

豚の肉・脂・皮をひいて腸に詰めたもの。
ザンポーネ zampone

豚の肉・脂・皮をひいて、豚の前足に詰めたもの。
サラーメ・フェリーノ salame Felino

豚の赤身の粗びきを腸詰めにし、数か月熟成させたもの。
サラーメ・トスカーノ salame toscano

豚の赤身の粗びきに脂身を混ぜ、数か月熟成したもの。
フィノッキオーナ finocchiona

豚の赤身・脂身の粗びきにフェンネルシードを加え7か月から1年の長期熟成したもの。
ヴェントリチーナ ventricina

豚の赤身・脂身を包丁で刻み熟成したもの。
まとめ
これだけ知ってれば、イタリアのサルーミの基本はほぼ抑えたはず。
これであなたもサルーミ通です。
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